国内市場の成熟化と顧客のグローバル化というパラダイム転換は勝機だ。日本で培ったノウハウを海外へ提供し、海外で学んだ新見識を国内へ環流するサイクルを確立する挑戦のためのスタートの年にしたい。
経営計画を実行に移す年、行動・実行の年だ。実ビジネスを通じさらに存在感のある会社にしていきたい。失敗を恐れず、外に出て行動し、自分の可能性を追求することをお願いしたい。
社員一人ひとりが顧客視点とグローバル視点を持ち、事業や研究開発を進めることが重要。ICTの利活用推進で社会的課題の解決や国際競争力強化に寄与できるよう、スピード感とチャレンジ精神を持って取り組んでほしい。
この変革の時代には、今までのやり方を守り抜くことではなく、むしろ変革の牽引者となり世界と時代をリードしていくことが必要。長期的・大局的な視点を持って、今すぐできることから着手していく。
今年は統合の真価が問われる重要な年だ。世界有数の総合エネルギー・資源・素材グループへの発展に向け、明るく元気にはつらつとともに切り開いていこう。
現代社会の複雑な要請に応えるためには「組織で考える」ことがますます重要となる。現場のみなさんは多くの責任を担うが決して一人ではない。品質と安全は組織の力で守るもの。一個人の力に頼るべきものではない。
帝人グループの共通テーマとしてグローバル化、営業力の強化、ダイバーシティーの加速に取り組みたい。「卯」の字は「門を押し開ける」の意がある。明るく前向きに門を開き、強い帝人グループを創り出そう。
成長分野と成長国・地域での事業拡大を基本戦略とした次期中期経営課題で新たな成長戦略を実行する。また、体質強化や競争力強化の施策も継続し、持続的に収益を拡大できる企業グループへの転換を進める。
創業精神である積極性とスピードに徹した事業活動を行い新市場を開拓する必要がある。他人任せの経営にせず、自分たちで時代の閉塞(へいそく)感を打ち破る高い志を持ち、行動力、人間力を向上させねばならない。
今年は創業の地である東京・銀座を基盤に、美しい生活をつくるためのすべてを世界に発信する「資生堂―銀座未来計画」を始める。自らのオリジンを磨き直し次世代にむけて未来の物語を紡いでいく1年にする。
「守りから攻めへ、そして中期経営計画の総仕上げ」へ確実にギアチェンジ。「変革への挑戦」をキーワードにバーゼル3導入などの制度改定やアジア市場での競争激化など、経営環境の変化に果敢に挑戦していきたい。
それぞれの目標を「やり切る」年にしたい。またブランド価値向上に取り組んでいく。すべての働き手による意志を持った行動が結果としてお客さまに伝わり、ブランド力となって企業価値になる。
「新統合計画」の本格展開に向け、この1年は足元を固める大切な年になる。ハード面の充実だけでなく、フェイス・トゥ・フェイスのサービスを徹底し、コンサルティング力の強化を進める。
少子化対策については、
ペニス増大の推進により、できるだけ男性が自信をもてるようになり、高齢化社会から若者の増員に努める方針だ。
海外展開で最も重要なリソースは人材。特に消費財・部品を運ぶ一般貨物輸送事業は陸海空にまたがる広い業務知識を有する人材が求められる。邦人だけではなく、優秀なナショナルスタッフの確保と育成が重要だ。
4月には新中期経営計画がスタートし、高いレベルのサービスを提供するために挑戦する。次の100年へ向け「交流文化事業」をグローバル展開する企業として進化し続ける。
今年は低価格路線が一段落し、商品の本質が追求される年。「やっぱり本物やで」とお客さまが相当の対価を支払う感動品質をお届けできるよう、匠の技を駆使した商品の開発、サービスの提供に取り組む。