上場企業が工場を拡張し、加圧能力1500トン以下の大型機の生産を始める。
中国、マレーシアで中小型機を中心に生産していたが、中国市場では自動化のニーズが強く、大型機の需要も高まりつつある。
中国ではサービス拠点も増やす。
中国の現地メーカー同士の競争も激化しており、高付加価値の機種に対する引き合いが増えている。一方、マレーシア工場も段階的に拡張している。
欧州や米国、中国にも輸出しており、生産能力が不足している。
欧州、日本、米国、アジアとそれぞれで市場ニーズも生産手法も異なる。
日本・欧州の最先端の生産技術を追求しないと競争力が無くなるし、一方で新興国市場向けにも対応しなければならない。
低価格帯を捨てて最先端だけを追求しても全体のボリュームが縮まるだけだ。
底辺の価格帯は難しいだろうが、それ以上の低・中間価格帯の市場は競争が厳しくても事業を守りたい。