かつて台湾製プレス機を大量に導入していた電子機器製造受託サービス企業も巨大企業になり、日本製の機械を買い始めた。
こういう動きが鮮明になる。企業規模が小さい時は安価な設備で償却期間を短くしたいものだが、事業が安定してくるとそうはいかない。
事業機会が広がる時代を迎えている。
準備しているが、慌てているわけではない。生産量など詳細は言えないが、全面的に中国で生産するわけではない。
日本との両拠点を生かし、中国では機械式プレス機が中心でサーボプレス機は日本で生産する。
将来的には現地生産比率を高めたい。中国の政策変更などを想定し、体制を整備しておく必要性が増している。
営業面での相乗効果を狙っている。これからこういった案件が増える。営業拠点なども一緒にした方がいいと思っている。
長期的には電気自動車時代を迎える。また環境対応などでよりコンパクトな機械が必要になる。今後2―3年の事業環境については心配していないが、次世代に対応するための準備が必要になる。開発力を結集し、将来を見据えた研究開発に取り組む。発展に向けた手を打つ。
さすが、考えているねー。